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INTRODUCTION

 アメリカ人詐欺師コナー・ワッツ(ジョニー)を追っていた香港警察の刑事ベニー・チャン(ジャッキー)。しかし、ロシアで逮捕した直後、二人まとめて様々な組織に追われる羽目になる。ベニーが長年追っている事件解決のカギを握っているのがコナーとわかった瞬間、相性最悪のコンビが誕生、世界中を逃亡しながら巨大な犯罪に挑むこととなる。

ジョニー・ノックスヴィル・ファンビンビンなど豪華共演!

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 ジャッキーとコンビを組むのはアメリカ人俳優ジョニー・ノックスヴィル。『コヨーテ・アグリー』(2000)や『メン・イン・ブラック2』(2002)などの出演歴を誇るジョニーだが、彼を一躍人気者にしたのはスパイク・ジョーンズと組んだMTVの番組「ジャッカス」(2000~2002)。彼が挑戦した命知らずのリアル・スタントは、全米で真似をする視聴者が続出するほどの社会現象を巻き起こした。ジャッキーをして「クリス・タッカーとオーウェン・ウィルソンを足したような男」と言わしめるだけあって、そのとぼけた演技と早口の英語は天下一品だ。『ラッシュアワー』シリーズや『シャンハイ・ヌーン』シリーズ以来の “EAST MEETS WEST”という本作の要素にぴったりのキャストとなった。
 ヒロインを務めるのは、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)でハリウッド女優の仲間入りを果たしたファン・ビンビン。ジャッキーとは『新宿インシデント』(2009)以来2度目の共演。詐欺師コナーによって窮地に追い込まれ、後見人であるベニーに助けを求める娘サマンサを演じる。

 さらには『福星』シリーズでおなじみのエリック・ツァン、『1911』(2011)のウィンストン・チャオ、『シティーハンター』(1993)、『デッドヒート』(1995)のマイケル・ウォン、『ライジング・ドラゴン』(2012)のジャン・ランシンらジャッキーゆかりのキャストをはじめ、元WWEのディーヴァで総合格闘家でもあるイヴ・トーレス、ファン・ビンビン主演のTVドラマ『武則天 -The Empress-』(2015)に出演している若手女優シー・シー、TVドラマ『悲しき恋歌』(2005)や『エデンの東』(2008~2009)、『済衆院(チェジュンウォン)』(2010)の韓国俳優ヨン・ジョンフンなど、世界中のスターが集結した。

監督は、『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』のレニー・ハーリン

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 監督はレニー・ハーリン。これまでジャッキーがハリウッド作品で組んだ監督はほとんどが新人だったのに対し、今回はベテランで過去の実績も高い彼に白羽の矢が立った。何しろ『ダイ・ハード2』(1990)でブルース・ウィリスの人気を不動のものとし、『クリフハンガー』(1993)で『ランボー』シリーズ後のシルヴェスター・スタローンの人気を見事復活させた人物である。そして監督とジャッキーの縁を取り持ったのはまさにその『クリフハンガー』。スタローンがハリウッドのプレミアにジャッキーを招待したのがきっかけだ。ジャッキーは監督をアクション映画のよき理解者として、5歳年下の監督はジャッキーを数十年来のアイドルとして、互いにリスペクトし、映画作りの機会を20年来模索してきた。

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 香港警察の刑事ベニー・チャン(ジャッキー・チェン)は、香港犯罪界のドンと疑うヴィクター・ウォン(ウィンストン・チャオ)を捜査中、同僚のヤン(エリック・ツァン)を失った。一人娘のサマンサ(ファン・ビンビン)を託されたベニーはその後見人として面倒をみることに。
9年後。引き続きヴィクターを追っていたベニーは、潜入捜査の失敗から住宅街に甚大な被害を与えたことで停職処分を受ける。

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 その頃、マカオのカジノで働くサマンサのもとに現れたアメリカ人詐欺師コナー・ワッツ(ジョニー・ノックスヴィル)はサマンサを巻き込んだイカサマにより大金をせしめて姿をくらます。サマンサの上司ウィリーは何としてでもコナーを探し出すようサマンサに命令、彼女はベニーに助けを求める。
コナーが既にロシアまで高飛びしているとわかったベニーは、単身ロシアに乗り込んで彼を逮捕した。が、なぜか二人まとめて追われることになってしまう。実はコナーはロシアン・マフィア、香港マフィアなどありとあらゆる組織に狙われている厄介者だったのだ。とんだ疫病神に出会ってしまったベニーだったが、何と、よりによってこの男が、ベニーが9年も追っているヴィクターの事件のカギを握っている人物だということがわかる。二人は衝突しながらも世界を逃げ回ることに。
逃亡先でさらに敵を作るコナー。怒り心頭のベニー。これ以上ないほど相性最悪なコンビは、巨大な犯罪に立ち向かうため、いや目の前の敵からとりあえず逃げるため、ありとあらゆる手段を使って目的地マカオを目指す。果たして、大逃亡の行方は!?

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ジャッキー・チェン(成龍)

[ペニー・チャン役、プロデューサー]

1954年4月7日香港出身。7歳のとき、全寮制の京劇学校・中国戯劇学院に入門。後年、香港映画界をともに背負って立つ兄弟子サモ・ハン(洪金寶)や弟弟子ユン・ピョウ(元彪)らとともに選抜メンバー“七小福(しちしょうふく)”の一員として舞台で活躍した。
10年の学院生活後、スタントマンとして映画界入り。“第2のブルース・リー”からの脱却を試みたコメディー・カンフー映画『スネーキーモンキー 蛇拳』『ドランクモンキー 酔拳』(ともに1978)に主演し大ヒット。翌1979年には『クレージーモンキー 笑拳』で初監督に挑戦。『ヤング・マスター 師弟出馬』(1980)で香港のトップスターとなった。
1980年代には“現代アクション+デス・スタント”という独自のスタイルを確立。共演にサモ・ハン、ユン・ピョウを迎えた『プロジェクトA』(1983)と2010年代までタイトルが受け継がれているシリーズ第1弾『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985)は、世界中のファンが愛してやまない最高傑作として不動の地位を誇っている。 自身初の全米ナンバーワンを獲得した『レッド・ブロンクス』(1995)をきっかけに、本格的に欧米市場に参入。『ラッシュアワー』シリーズ(1998、2001、2007)等で国際スターの仲間入りを果たす。 その後も『ライジング・ドラゴン』(2012)等のヒット作を連発。2016年8月には米フォーブス誌が発表した「世界で最も稼いだ俳優」の第2位に選出されている。
子役からスタートし、携わった映画は実に200本以上。俳優、武術指導家、脚本家、監督、歌手、そしてプロデューサーとして50年以上歩んできた功績が認められ、2016年11月、アジア人俳優として初めて米アカデミー賞名誉賞を受賞した。次回作は『カンフー・ヨガ』。

ジョニー・ノックスヴィル

[コナー・ワッツ役]

1971年テネシー州ノックスヴィル出身。高校を卒業後、俳優を目指してカリフォルニアに移住、演劇学校に通うかたわらエキストラとしてCMに出演する。一方でスケートボード雑誌『Big Brother』に“護身グッズの威力を自分で試す”という体験記事を発表。その体を張ったスタントの模様を編集者ジェフ・トレメインが撮影し、ビデオ作品『Number Two』に収録した。これがきっかけで、ジョニー、トレメイン、そしてトレメインの旧友スパイク・ジョーンズが組んだMTVの番組「ジャッカス」(2000~2002)がスタート。製作総指揮と出演を務め、命知らずの無謀なスタントは真似をする視聴者が続出するほどの社会現象を巻き起こした。
以降、『コヨーテ・アグリー』(2000)」、『メン・イン・ブラック2』(2002)などの映画で本格的に俳優としての活動を開始。また「ジャッカス」も映画化され、『ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版』(2002)を筆頭に3本の劇場版が製作された。
さらに『ジャッカス クソジジイのアメリカ横断チン道中』(2013)では製作・脚本・主演を兼任。肘の骨折や膝の腱の断裂をものともせず、またも無謀なスタントにチャレンジした。本作『スキップ・トレース』終了後には、ケヴィン・スペイシー、マイケル・シャノン共演の映画『ELVIS & NIXON』(2016)にも出演するなど、今乗りに乗っている才人。

ファン・ビンビン[サマンサ役]

ファン・ビンビン

[サマンサ役]

1981年山東省青島市出身。上海戯劇学院を卒業後、TVシリーズ『還珠姫〜プリンセスのつくりかた〜』(1997)で一躍有名になる。また2005年にはアルバム『剛剛開始(Just Beginning)』を発売、歌手デビューも果たした。
日本で紹介された出演作品は、『花都大戦 ツインズ・エフェクトⅡ』(2004)、『墨攻』(2006)、『導火線 FLASH POINT』(2007)、『孫文の義士団』(2009)、『新少林寺/SHAOLIN』(2011)など。ジャッキー・チェンとは『新宿インシデント』(2009)に続き本作が2度目の共演となる。
『アイアンマン3』(2013)や『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)などでハリウッドにも進出。2015年に出演した中国のTVシリーズ『武則天 -The Empress-』は、日本でも大好評を博した。2016年には『わたしは潘金蓮じゃない』で、第64回サンセバスチャン国際映画祭のシルバー・シェル賞(最優秀女優賞)を受賞している。

エリック・ツァン [ヤン役]

エリック・ツァン [ヤン役]

[ヤン役]

1953年香港出身。プロサッカー選手を経て、1974年に映画界入り。スタントマンとしてキャリアをスタートし、後に俳優に転身する。また監督業にも進出し、『悪漢探偵』(1981)で香港映画史上最高額の興行成績を樹立した。『愛という名のもとに』(1991)で第11回香港電影金像奨の最優秀主演男優賞を受賞。
日本で紹介された主な出演作品は、『魔界天使』(1982)、『君さえいれば 金枝玉葉』(1994)、『ラヴソング』(1996)、『インファナル・アフェア』シリーズ(2002~2003)、『孫文の義士団』(2009)、『イップ・マン 最終章』(2013)など。
ジャッキー作品では『香港発活劇エクスプレス 大福星』『七福星』(ともに1985)でおなじみ。また『サンダーアーム 龍兄虎弟』(1986)ではジャッキーがユーゴスラビアで重傷を負うまでのシーンの監督を、『酔拳2』(1994)ではプロデューサーを務めている。ジャッキーとの共演は『アクシデンタル・スパイ』(2001)以来。ジャッキー次回作『カンフー・ヨガ』にも出演している。

シ・シー[レスリー役]

シ・シー

[レスリー役]

1987年安徽省出身。北京電影学院を卒業後、映画『@愛』シリーズの中の短編作品『婚姻密碼』(原題)でスクリーン・デビューを飾る。その後、中国映画『深呼吸』(2011)、『那天』(2012)、『愛情達人』(2013)への出演を経て本作に抜擢された。
ファン・ビンビン主演のTVシリーズ『武則天 -The Empress-』(2015)では、唐の高宗の皇后・王玉燕を好演。現在もTVドラマを中心に活躍中である。

ウィンストン・チャオ[ヴィクター・ウォン役]

ウィンストン・チャオ

[ヴィクター・ウォン役]

1960年台湾生まれ。航空会社勤務を経て、アン・リー(李安)監督作品『ウェディング・バンケット』(1993)のオーディションを受け合格。映画デビューを主演で飾り、同じくアン・リーの『恋人たちの食卓』(1994)などでキャリアを重ねる。1997年、メイベル・チャン(張婉婷)監督、アレックス・ロー(羅啓銳)脚本の『宋家の三姉妹』で孫文を好演。以来、TVドラマ『孫中山』(2001)や映画『孫文 100年先を見た男』(2007)、TVドラマ『鉄肩担道義/李大釗』(原題 2009)、そしてジャッキーと共演の『1911』(2011)で孫文を演じている。
日本で紹介された出演作品は『赤い薔薇白い薔薇』(1994)、『ア・リトル・ライフ・オペラ』『女ともだち』(1997)、『レジェンド 三蔵法師の秘宝』(2002)など。『孤独的美食家』(2015 中国版『孤独のグルメ』)の主演も務めている。

ヨン・ジョンフン [ハンサム・ウィリー役]

ヨン・ジョンフン

[ハンサム・ウィリー役]

1978年韓国出身。TVドラマ『波』(1999)でデビュー。『悲しき恋歌』(2005)、『エデンの東』(2008~2009)、『済衆院(チェジュンウォン)』(2010)などのTV作品で、日本でも多くのファンを持つ。主な出演映画は『花嫁はギャングスター』(2001)、『恋愛術師』『ふたつの恋と砂時計』(2005)など。 2011年から2012年にかけて韓国版『トップ・ギア』の司会を務めるほどの熱烈なカーマニアとしても知られる。2014、2015、2016年と3年連続で来日し、鈴鹿サーキットなどでレースにも参戦した。

イヴ・トーレス[ダーシャ役]

イヴ・トーレス

[ダーシャ役]

1984年コロラド州デンバー出身。大学卒業後、173cmの長身を生かしモデルやダンサーとして活動を始める。2007年、米国の人気プロレス団体WWEのディーヴァ選出コンテストに応募し優勝。2013年までプロレスラーとしてRAWのリングで活躍した。
映画は本作のほか、『スコーピオン・キング4』(2015)に出演。またアメリカではTVシリーズ『Clash Time』(2012)にも出演している。
私生活では柔術家ヘナー・グレイシーの妻であり、現在は夫の経営する道場でトレーナーを務めている。本作撮影終了後の2015年9月には男の子を出産、一児の母となった。

リチャード・ン(呉耀漢)[バスの乗客役]

リチャード・ン(呉耀漢)

[バスの乗客役]

1939年広東省出身。ロンドン大学歯学部に進学するも、志をひるがえし演劇科に移籍したという経歴の持ち主。イギリスの芸能界で活動後、1970年に香港へ移り、TV番組『雙星報喜』で注目を集める。
日本で公開された出演作は、『五福星』(1983)、『香港発活劇エクスプレス 大福星』『七福星』(ともに1985)の“福星”シリーズのほか、『Mr.Boo! ミスターブー』(1976)、『ザ・ポップマン』(1979)、『スパルタンX』(1984)、『霊幻道士3 キョンシーの七不思議』(1987)など。また『キョンシー』(2013)や『小さな園の大きな奇跡』(2015)などにも出演。78歳の現在、その出演本数は103本を数える。共演シーンこそないものの、本作は『奇蹟 ミラクル』(1989)以来のジャッキー作品参加となる。

STAFF

[監督]レニー・ハーリン

1959年3月15日フィンランド出身。ヘルシンキ大学を卒業後、アメリカとフィンランドの合作映画『死線からの脱出』(1986)で監督デビュー。『エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃』(1988)が評価され『ダイ・ハード2』(1990)の監督に抜擢、ブルース・ウィリスの人気を不動のものとした。また『クリフハンガー』(1993)では当時停滞していたシルヴェスター・スタローンの人気を見事復活させた。スタローンとは『ドリヴン』(2001)でもタッグを組んでいる。
こうしたアクション大作を撮る一方、実話を基にしたインディペンデント系のドラマ作品も手がけるなど幅広く活躍。30年のキャリアで積み重ねた興行収入は、アメリカ市場だけでも10億ドルを超える。
主な監督作品は『カットスロート・アイランド』(1995)、『ロング・キス・グッドナイト』(1996)、『ディープ・ブルー』(1999)、『エクソシスト ビギニング』(2004)、『5デイズ』(2011)など。ジャッキーとは20年来の親交があり、本作で念願のコラボレーション実現となった。現在は自らの制作会社ミッドナイト・サン・ピクチャーズのオフィスをロサンゼルスと北京に構えている。

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